Research

私が関心を持ち,研究をおこなってきた (いる) テーマとしては,下記のものが挙げられます。

●態度と行動の相互作用によって,社会的影響がどのように現れるのか (Social dynamics of attitudes)

* 個人の経験は,社会の中でどのように共有されていくのか

-> ミクロなレベルでの行動模倣が,態度の類似性にどうつながるのか

* 直接経験と態度の複雑性

-> 自ら経験をしてみることによって,態度が複雑化していくのか

* 探索行動を規定する要因

-> どのような場合に,対象への探索行動が起こるのか

* サンプリングとフォールス・コンセンサス

-> 社会的合意を推定する際,一部の情報を得ていることが,全体の推測にどう影響するのか

* 共感性と社会的共有

-> 共感性の高い人が,情報を共有する過程 (特に,コミュニケーションの始発) でどのような役割を果たしているのか

* 直接経験に基づく情報が言語伝達で維持される過程

-> 直接経験に基づく情報は,コミュニケーションを通してどのように維持され,受け手の行動を引き出すのか

 

● 社会的感受性が集団的知能に影響を与えるプロセスの解明 (科研費研究課題番号: 24730521)

* 社会的共有形成過程におけるコミュニケーションの役割

-> 社会的感受性の高さは,具体的にどのようなプロセス (e.g., 注意,コミュニケーション) を経て,集団のパフォーマンスを促進しているのか

* 小集団における目標共有化過程

-> 目標が共有化されるプロセスと,そのことがグループのパフォーマンスや満足度にどのような影響を与えるのか

 

●自由意志と責任の素朴理論: 実験哲学 (Experimental Philosophy) の視点にたった検討

* 大学生・哲学者・心理学者の相違に注目した検討

-> 一般的な意志や責任に関する認識が,個別の事象での自由意志や責任の判断にどのような影響を与えるのか

 

●文脈に応じた自己制御能力の発揮

* 解釈レベルが社会的場面での自己制御に与える影響

 

●保有効果に関する研究

* 「持っている」ということがもたらす心理的効果

 

●社会の変化に対する素朴理論

* 私たちは,100年前から100年後にかけての自らの社会の見通しをどのように持っていて,それは何に規定されているのか

●組織開発における倫理

●Tグループの展開とそれを支えた哲学・思想的背景